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山梨県環境整備センターについては、最も近い明野村の水道水源から約1,400メートルの距離があります。
また、処分場周辺は、ボーリング調査等の結果から、地下には難透水層が連続していると推測されており、地下へ浸透した水は、下流地域の浅層地下水となる可能性はありますが、水道水源である深さ150メートルから200メートルの深井戸が取水している深層地下水となる可能性は極めて低いと考えられています。
山梨県環境整備センターは、良好な地盤の上に、ベントナイト混合土、不織布や二重遮水シートなど、異なった遮水材料を組み合わせた国の基準を上回る多重遮水構造を採用しており、さらに、これらの遮水施設の機能を確認するため、電気的漏水検知システムにより常時監視するとともに、地下水集排水施設及び観測井戸から地下水を定期的に取水し、水質を測定する地下水モニタリング調査を行います。
また、万が一、遮水工に破損が発生し、漏出した場合には、地下水集排水管によって漏出した浸出水を地下水とともに集水し、浸出水処理施設に戻して処理します。このような対策を講じますので、地下水汚染の心配はありません。