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処分場のダイオキシン類の放流水質については、廃棄物処理法に基づく維持管理基準において、1リットルにつき10ピコグラム以下と定められていますが、山梨県環境整備センターについては、この基準の10分の1となる1ピコグラムを放流水質とし、なお100分の1となる0.1ピコグラムを自主的な管理目標値を設定しています。(1ピコグラム=1兆分の1グラム)
この目標を達成するため、当初計画にはなかった微量有害物質分解除去装置を設置することにしました。
この装置は、オゾンの酸化力と紫外線の照射の組み合わせにより、ダイオキシン類などの有機塩素化合物を分解除去するものです。
なお、燃え殻や焼却灰は溶融による無害化処理したものだけを埋め立てますので、元々、ダイオキシン類はわずかであると考えられますが、例えごく微量に存在した場合であっても分解除去され、0.1ピコグラムという厳しい管理目標値が達成できます。